『ロリータ』(スタンリー・キューブリック)
『アイズ・ワイド・シャット』(スタンリー・キューブリック)
『キル・ビル1-2』(クエンティン・タランティーノ)
新年と言う事で思い切って映画を観まくりました。
・・・といってもDVD自体はずっと前に購入したまま、
観るのに半年以上かかってしまったという状況です(汗)
毎度ながら僕は一度も観てない映画をいきなりDVDで購入してしまう質なんで、観る時はドキドキものでありますっ。
しかも、全部タイトルが「この監督としては微妙」と言われてた作品
・・・結果は結構気に入ってる作品群で助かりましたけどね。
○キューブリック
「ロリータ」に関しては白黒の古い映画で、なおかつ2時間半もあるから途中ダレたってのもありましたが、それでもオープニング・エンディングは非常に美しいシーンが捕らえられており、個人的には気に入ってます。
「アイズ・ワイド・シャット」はどうしてもトム・クルーズが異世界の人物の様で気になるんですけど(苦笑:演技でなく彼のルックスが)中盤から叩き込まれる緊張感やカメラワークに惚れ惚れ、すんばらしーかったです。
○タランティーノ「キル・ビル」
「ジャッキー・ブラウン」からもう何年経ったのだろうか?
キル・ビル自体は撮影時の頃から待ち焦がれてた作品でしたが、公開時にあまりにメディアが騒ぎ立ててたので逆に見に行く気が起きなかったのです・・・ひねくれてます(汗)
で、僕的には「タランティーノらしさ全開で面白い」が素直な感想。
もう、日本や中国のシーンはギャグすぎてどう捕らえたらいいか戸惑いますが、登場するキャラクターの濃さ、終盤のやりとりの上手さ・・・と、色んな面で「嗚呼っタランティーノ色満載」な作品でした。逆にタランティーノ映画で美しいと思う画面が所々出たのが意外な所、今までそういうカメラや照明で驚いた事無かった覚えがあるんで。世間の評判はかなり悪かった覚えありますが、僕的には納得な作品。・・・・・・ただ、タランティーノ作品として観なければ辛いかもしれないってのも事実だと思います(汗)
PR