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雑記用~漫画関連と音楽関連中心です~
今年に入ってからですが
実は漫画単行本をギリギリの予算ながらまた買いだしてます。 (その代わり音楽CDを全く買ってない状況) でちょこちょこ手を出しつつ 「これは勉強の為にも、今こそ手にせねば」 と一気に大人買いしてしまったのが ■ 三国志 文庫版 1~22巻 | 横山光輝 もうスーパー大人買いです ・・・でも、全30巻のうち購入したのは22巻まで(汗) 三国志の単行本は通常版だと4巻と48~60巻まで持ってたんですよ昔。 他の巻は兄が友達から借りてきてた雑誌サイズ版の物を小学生の頃読んでいたんで、内容は一通り知っていました。 でも今になってこの三国志という作品における 「会話の展開の巧さ」を改めて参考にしたいと 貧乏なのに購入した次第です。 僕のかつて持っていた単行本の中だと ・・・通常版四巻における「呂布を裏切らせるシーン」の会話の切り出し、その描写があまりに巧くて感動し、あのシーンを漫画家志望になってから何百回も読み返してたんですが。 そんなに「横山光輝・・・巧すぎる!!」と尊敬して止まないのに、何故に単行本持って無いどころか、手放してしまってるのだ!?と思い、取りあえず持ってなかった劉備の死辺りまでの単行本を一気に大人買いしてみましたのですよ。 因みに捨てた理由は、ガキの頃に買った本でボロボロ過ぎたし、千回以上読んでるからいいだろうと引っ越しの時泣く泣く手放した次第です・・・(TT) で、改めて読んで思う事は 「漫画界の超大御所だから巧いのは当たり前」と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、 ・・・改めて凄すぎ 三国志なんかは『裏切りの連続』なもんですから、相手を裏切らせる話術、その会話の行き来なんかに注目して買ってみたんですけど ・・・今読んでみて気が付くのが、 その場面場面の描写自体がまず巧すぎなんですよね。 どの武将に焦点を当てながら描くと良いか? とかそういった場面の視点?場面の支点? 文庫版20巻にて関羽とホウ徳の話があるのですが、その最後のシーンが格好良すぎて考えながら読み返してたときに「そこで超格好良すぎるホウ徳のアップをなんで出さないんだろう・・・僕なら描いちゃうけど」とふと疑問に思い、その前のシーンを読み返したり、そのページのみを何度も観ていたら 「あっホウ徳が覚悟を述べるシーンは前でやってるから、最後もホウ徳に焦点を当てたらしつこさが残る・・・・・逆に関羽の心理描写を描く事で、シーンを格好良くしてるんだ」と考えてみて・・・改めて横山光輝の巧さを思い知った次第です。 とにかく、もう学ぶべき事多すぎ!!と、驚きながら読み続けてるところです。 ・・・読み続けてるってのは、三国志の恐ろしいところか?巻数多すぎて、読み終えた頃には「あっまた一巻から読んでみるか」の状態になってしまうのですよね。 まあそこは僕が人物名とか忘れやすいって点があるかもしれませんけど。 あとは大人になった今読んで観て改めて「面白い」 それは話的に面白いのは勿論だけど、 大人になってから気が付く点が多いのですよね。 電波系に近い張飛さんとか (劉備の前で「この剣の叫びが聞こえぬか!!」てきにいきなり真剣を素振りし出すシーン) あと城攻めの時の、岩を投げる兵士の絵とか (100Kg以上あると思われるサイズの岩を軽々となげつけてます) 結構「えーーーこれは無いんじゃないの?」みたいな描写も合って楽しいです。 無論、物語の描き方の巧さを一番体感してますけど、・・・・・でも一方の「これねーだろ」部分をひっくるめて 、全部が本当に面白い漫画である。 改めて名作の力、巨匠のすごさを思い知りました。 一万円以上の出費はもう十分取り戻してますが、ここから学べるものは全て学んでいきたいです、はい。 PR この記事にコメントする
無題
横山先生の歴史作品は、御本人がそういった物をとても好きなんだなと伝わってくるところがステキです。
自分の好きな事象を自分の詞で語る。 三國志なんかはかなり色々なものがあって、どれが真実の流れかはナゾだったりするのですが、その分横光御大のたのしさがめいっぱいな気がします。 ここはもう巨匠とか違うとかでなく、好きでたのしいから、どんどんあたまの中に見えるんでしょうね。 物語作りの礎に触れる事ができるようなきがします( ´m` )はい 三国志
奇遇ですね~
5日ほど前から、人が観ているDVDを借りて、 中国中央電視台の大河ドラマ「三国志」に便乗してるんですが、今、赤壁の戦いが終わった辺りのところです。字幕だからツラいんで、漫画でもあったらな~と、探そうと思ってぃたところですゎ~www サッカーナゎ、今のところ曹操ファンですね~ いや、おもしろい。 たしかに、騙し合いが見どころですよねww 孔明の、あの100%の先読みが爽快ですw あんなふうになれたら人生楽ですね。 って、まだここまでの流れしか観ていませんが、 漫画があるなら、是非、読んでみたいですね。 無題
■まりもん魔神さん
横山光輝作品で読んだ事があるのは「水滸伝」と「三国志」・・・と「項羽と劉邦」をちょこっとだなもんなので、歴史物の前の作品と比較したときが無いのが申し訳ないっす。 バビル2世も一気に買う予定だったんですけど、あれ買い始めるともうキリがないので躊躇中です(涙) 史実ものだと描き手サン各々の違いがくっきりでるから読んでる方からしても面白いですよね。原案あるけど逆にそれぞれの個性が際立ってみたいに。 ■さっかーなさん 三国志だとやはり史実と演技の小説読むのが一番いいんじゃないかなぁーと思うのですが、僕自身は全くそういうのに手を出してないです、悪しからず(汗) 中国・韓国系大河ドラマ・・・たぶん今母親がはまってるかもしれませんw 向こうはよくぞ大予算組んで作ってくれるなぁと関しますよ。 赤壁なんて、凄いスケールだから撮影すごいんじゃないかなぁ、それドラマでやるんだから凄いよね。 しかし漫画版は横山版読んで「つまらない」という人に一人もあったときありませんからお奨めしたいけど、 確かに逆に「絵がみんな同じに見える」という声は上がるので、まあ漫画喫茶でまず軽く読んでみてくださいな。 でも、コマ運びとかメリハリとか計算されつつされてて凄いっすよホント
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