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またエフェクターを購入してしまった、駄目人間です。
・・・まあ一応、今回最期のつもりです。
取りあえずこれで一年くらいは買わないつもりです。
・・・ってこの台詞を2週間前にも吐いた気がします。2ヶ月前にも言った気がします・・・うむ、気がするだけでしょう。

- 購入理由 -
 Marshallの1959SL の音を目指したエフェクターらしいから。

 Marshallのビンテージアンプの音量をフルアップした時に得られる「心地よいオーバードライブ」はRockを愛するギタリストでしたら皆が憧れるものです。
 しかし、マスターボリューム無しのアンプをフルアップなんて……出してしまえばたちまちパトカーが飛んでくる始末。是非試してください、絶対に警察来ますよw

マーシャルについては友人が現在JCM800を二台とJVM410を一台してるので「Oldマーシャルを日本の住宅事情で弾くのがいかに難しいか」を少し体感してたりします。現行アンプであるJVMは弾けるんですよ、しかし・・・JCM800以下のOldマーシャルははっきりいってアッテネーター無ければポテンシャルの10%しか発揮できないと思います。マンションでなんて無理と思う・・・普通に考えれば無理なんです、偶に周りの住民と戦いながらも轟音出してる人居ますけどw。


 で、そんな風に憧れてたサウンドが奏でられるエフェクターが最近限定復刻されたと言うニュースを目にしました。それがこの

LovePedal /Purple Plexi 100

 元々「このエフェクター一個で○○を再現」ってのは逆に個性が強すぎて「ギターとアンプの味を殺してしまう=何で弾いても一緒」と思う質なので普段は食いつかないのですが
 「プレキシマーシャル=好きなギタリストであるウリ・ジョンロート/マイケル・シェンカー/エリック・ジョンソン的なサウンドニュアンスが出るかも?」との可能性が捨てきれず、出ないだろうと思いながらも試奏しに行き、結果、本物サウンドとは違うと思いも購入した次第です。

-さっと感想-
4ca6b50d.jpg

●大きな特徴●
メサブギーのSingle Rectifireのクリーントーンでも、本当にOldマーシャル的なトーンを併せ持つ事が出来た。…確かにマーシャルっぽいサウンドにはなる。マーシャルの美味しい特徴を上手く捉えたエフェクターではある。
しかしこのエフェクターだけでは結局本物のマーシャルにはなれない。あの耳が痛くなるほどの高音やバンドのアンサンブルをぶちこわすような轟音イメージとは離れている。上品なマーシャルLikeなエフェクターである。そういったトレブルとかサステインとか音圧は結局アンプに依存するのですが、そういう風にアンプの特性をきちんと出せる点は逆に良い事だと感じます。
そして、弾く事においてメサブギーのアンプを使いながら偶にマーシャル的サウンドにもひたれるのは万々歳である。弾いていて素直に楽しいです。
注意点は一つ「プレキシマーシャルを目指すエフェクターなのでそこまではドライブしません>JCM800ギャンギャンサウンドみたいなのは出来ません」って所ですかね。18Vアダプタは元気だけど、また別路線なんで・・・やはり基軸は1959SLと考えてください

●良い点●
 ・音のバランスが「Marshallの高音の出方と、ボリュームを上げたときの中音域の膨らみ方」の特徴を捕らえている。
 ・ノブが使いやすい>フルにしても絞っても、良い感じにマーシャルっぽさが出る・残る。
 ・アンプの性格も殺したりしない。
 ・ギター・弾き手のニュアンスを殺さない、ボリューム・ピッキングポジションの差がきちんと出る。
 ・9Vと18VのACアダプタが使えるので音のバリエーションが楽しめる。(ただし、18Vはゲインとプレゼンスをぐいっと上げた感じになり、元気が良すぎてOldマーシャルの中音の膨らみ感が消えてしまう)

●悪い点
 ・ノブを操作するときガリッとノイズが乗る(Lovepedal共通仕様っぽい)
 ・ノブを上げておくとブリッジミュートしないでギターのノブに触れたときにノイズが乗る。
 ・思いっきりプリント基板である。(ハンドワイヤードと聞いてたのでポイントtoポイントを想像してたのですが・・・確かに基板でもハンドワイヤードには変わらないですけど・・・うーむ、なんかw)
 ・裏面にゴム足とか一切無いので、床に置くと傷がつく・シリアルシールも擦れる。
 ・マイルドなトーンにしたときはサステインも落ちてします>アンプ側の音量・セッティングに依存する。
 ・ブースター的な使用は出来ない(ディストーション設定のアンプには殆ど効力無し)
 ・クリーン設定にしか使えなそう(オーバードライブ設定につなげると、つまらないデジタルアンプみたいなサウンドになりがちかも、抜けない音になってしまう)

総評として
マーシャルサウンドを欲しければやはり素直にマーシャルアンプを買うべきです。
しかし、このエフェクタはオールドマーシャルに憧れる理由が上手く詰まってると思いますよ。
僕のようにマーシャルを所有してないけど、マーシャルの音に憧れてる・楽しんでみたい方にはお薦めです。純粋に弾いていて気持ちいいエフェクターですから。

僕の場合、機材は普段DreamTheaterのジョン・ペトルーシー風サウンドで固めてるのですが、ループの一つにこいつ入れておけばお手軽にマイケル・シェンカーごっこウリ・ジョン・ロートごっこが出来るわけです……やっぱり心躍るわけですよ。「ベターなマーシャル的サウンド」って楽しいですよ。
ただ「ベストなサウンドになれないエフェクター」でもある。
結局その方向の究極はマーシャルアンプを所有する事になってしまうのですから・・・凄くもあり、悲しくもある…哀愁漂うエフェクターかと(><)。

 
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